下記の指数関数を使った確率分布関数A(ξ)に対して、(A1-2)からg∗を求めて検証する。
\(A(ξ) = \left\{
\begin{array}{ll}
0 & (ξ \le -1) \\
1-e^{-(1+ξ)} & (-1 \lt ξ )
\end{array}
\right.\)
\( \frac{dA(ξ)}{dξ}= \left\{
\begin{array}{ll}
0 & (ξ \le -1 ) \\
e^{-(1+ξ)} & (-1 \lt ξ)
\end{array}
\right.\)
$$ 1-A(\frac{1}{g}-1)-(η-1)g\int_{-1}^{1/g-1} (1+ξ) dA(ξ)=0 $$
にA(ξ)を代入すると、
\(1-(1-e^{-(1+\frac{1}{g}-1)})-(η-1)g\int_{-1}^{1/g-1} (1+ξ) e^{-(1+ξ)}dξ=0 \)
\(e^{-\frac{1}{g}}-(η-1)g\int_{0}^{1/g} ξ e^{-ξ}dξ=0 \)
\(e^{-\frac{1}{g}}+(η-1)g[(1+ξ) e^{-ξ}]\int_{0}^{1/g} =0 \)
\(e^{-\frac{1}{g}}+(η-1)g( (1+1/g) e^{-1/g} -1) =0 \)
\(e^{-\frac{1}{g}}+(η-1)( (g+1) e^{-1/g}-g) =0 \)
\(e^{-\frac{1}{g}}+((η-1)g+η-1) e^{-1/g}-(η-1)g) =0 \)
\((η-1)g e^{-1/g}+η e^{-1/g}-(η-1)g =0 \)
\((η-1)g (e^{-1/g}-1)+η e^{-1/g} =0 \)
\( (η-1)g (1-e^{-1/g}) = η e^{-1/g} \)
\( \frac {g (1-e^{-1/g})}{e^{-1/g}} = \frac{η}{η-1} \)
\[ \frac { e^{1/g}-1}{1/g} = \frac{η}{η-1} \]
となり、最適化価格の計算(例題5)|指数分布の計算結果と一致する。
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